リタイヤしないという生き方

健康
畑仕事

はじめに

生命保険会社のアンケート調査等を見ても、50代を中心に「老後の資金」についての不安がダントツで一番になっています。

人間だれしも、年をとれば必ず体にガタが来ます。しかし、年金を受給できる年齢になったから働けないわけではありません。健康なうちは働き続けて行けば、老後の資金を少なくすることもできます。

実際に、田舎の農村地域では、年金受給者が農業の中心を担っており、働きながら年金生活を送っています。

今回は、可能な限り働き続け死ぬまでリタイヤしない方法について、ご紹介します。

この記事を読み終える頃には、老後の資金の不安が軽くなり生きる意欲がわいてくると思います。

死ぬまでリタイヤしない方法

老後に必要な資金はいくら?

これは、以前の記事にも詳細を記載していますが、総務省統計局が行った全国消費実態調査の結果、年金受給世帯の年金を含めた収入額から支出額を引いた場合に、月約41,000円不足するとの結果が出ました。これを平均寿命まで生きると仮定して計算すると約2,000万円になります。

高齢夫婦無職世帯

平均的な貯蓄額は?

これも総務省統計局の調査ですが家計調査で、二人以上の世帯で貯蓄がある世帯の貯蓄額中央値が1,036万円です。ちょっと意外な気がしましたが、貯蓄がある世帯の話なので、こんなものかもしれません。

一方、同じ調査で、二人以上の世帯で負債がある世帯の負債額の中央値は1,147万円でした。こちらは頷けます。

結果としては、負債額の中央値が貯蓄額の中央値を上回っています。

2000万円を確保している人は少ない

この数字を見る限り、2000万円を確保できている人は少ないように見えます。しかし、先ほどの家計調査の別項目を見てみると、高齢者世帯の貯蓄額は2280万円となっており、年金受給者は2000万円を確保していることがわかります。

これはなぜかというと、もちろん世代間で条件が違いますが、基本的には、負債を退職金で精算し、残金を貯蓄に回して2000万円を確保しているのではないかと推測しています。

退職金は減る

もちろん正規職員は、それなりに退職金は支払われるでしょうが、年々、減っていっている事と思います。また、現在の現役世代は非正規雇用の方も多く、そもそも退職金が支払われない方も多くいると思います。退職金を当てにした2000万円確保はこれからの時代無理だと思います。

老後必要資金2000万円を減らす

であるならば、老後に必要だとされる2000万円を減らす方法を考えることが必要です。

減らす方法は3択です。

  • 年金を含めた年金受給期間の収入額を増やす。
  • 毎月の支出額を減らす。
  • 上二つを同時に行う。

ということになるのではないでしょうか。

非常に回りくどい言い方をしましたが、結局は年金受給期間になっても収入を得続けていればこの2000万円を減らすことができます。

健康が一番

収入を得続けるには、一般的に考えれば、健康で仕事ができるような身体で居続けなければなりません。

もちろん若い人のように働くことは無理ですので、労働を提供して対価を得る仕事は少ないかもしれません。

それでも、働けるような身体であれば何かしらの収入源を得ることは可能だと思います。

例えば農村部では

農村地域に行って田んぼや畑を見渡してみると、働いているのは、高齢者が多いと思います。彼らは、コメや野菜、果物などを作って、市場等で販売し収入を得ています。

身体が動き続ける限り、農産物を作り続けています。私の近所でも100歳を超える方が現役で毎日、畑に出て作業をされています。

農作業という運動により健康な身体を維持しながら、収入を得ています。健康のため毎日、公園の散歩をしていても収入は得られませんが、農作業は健康づくりをしながら収入が得られます。

また、農産物は販売しなくても、食べるものですので、支出なしで食べることができます。

農業は、年金受給期間になっても収入を得て支出も減らし、結果として2000万円を減らすことができています。

農業以外の方法

もちろん、農業以外にも収入を得る方法はいくらでもあります。

以前に副業として取り上げたものは全て活用できると思います。2000万円を強調していますが、月額にすれば41,000円です。これだけ稼げればなんとかなるはずです。

多少、体が不自由になろうともネットビジネスはできます。

貯蓄で目標額達成が無理でも、副業のスキルを身につけ、老後に生かせば十分挽回できます。

まとめ

今日のポイントは

  • 老後に必要な資金は2000万円。
  • 年金受給期間も働き続ければ、この2000万円を減らすことができる。
  • 健康でいれば働き続けられる。
  • 農業は最高におすすめ。
  • 副業で紹介したネットビジネスなども有効

ということになります。

貯蓄が少ないからと言って焦る必要はありません。健康でさえいれば何とか収入を得る方法はあります。

ですので、今から健康だけは注意して、ネットビジネスなどのスキルを身に着けていくことをお勧めします。

家庭菜園からでも良いので、農業もぜひ始めてみてください。とても楽しいですよ!

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