投資入門（債券）

債券とは

債券とは、国、地方公共団体や一般企業が発行する借用証書みたいなものの事を言います。

国、地方公共団体や一般企業が投資家などからお金を借りて、いつまでにいくらの利子で返済するのか約束するものです。

基本的には元本割れがないので、教育資金など確実に増やしたいときに利用したりすることが多いようです。

債券のメリットは、利子と償還スケジュールがあらかじめ決まっているので、将来の計画が立てやすいこれに尽きると思います。

当たり前の話ですが、債券はあらかじめ決まっている償還日時点での利払い額以上になることは絶対にありません。

そしてデメリットは、発行元の企業等が返済不能になった場合にはお金が返ってこなかったり、支払いが遅くなったりします。

また、中途で解約した場合には思わないぐらいの利払いしか受けられないことがあります。

とりあえず国内の債券であればデメリットはあまりないと言えます。

日本国内の債券は、金利が低すぎて、いくら確実とはいえ資産運用をするにはあまりにもうまみがありません。

それに比べて海外の債券は日本の金利よりもはるかに高く魅力的です。

外国債券は、海外通貨で買えたり利払いも海外通貨で受けられるなど色々な商品があります。

一方で、外貨建てになると為替相場の影響を受けることになりますので、為替相場が変動した場合にはその分の影響を受けることになります。

債券は種類も豊富で、確実にお金が増えますので、リスク少なく利払いも少ないですが、資産を確実に増やす選択肢としては優秀です。デメリットも限定的で良いと思いますが、今の日本の金利では全く意味がありません。

【日本国内の債券】年0.05％で計算。税引き前

100万円分債権を購入した場合の5年後の受け取り利払額　約2,500円

【外国債券】年5.5%で計算。税引き前

100万円分債券を購入した場合の5年後の受け取り利払額　約275,000円

できることなら外貨建てで外国債券を購入し、利払いも外貨建てですることをお勧めします。債券は償還日があらかじめ決まっていますから、償還日現在で円高が進行していれば円に両替すると損がたちます。購入時点と同等レベルに戻ってから円に両替すれば為替リスクも交わせると思います。