老後の資金づくりにはインデックスファンドがおススメ

投資入門
インデックスファンド

 このブログを書き始めたころに、お伝えしたと思うのですが、私は老後の資金づくりをするために、投資信託を始めました。いまや1年以上が経過しています。

 長期的に、本業の仕事をしながら資産形成をしていこうと思えば、ファンド(投資信託)が一番、安全かつ確実だと思っています。

 今回は、老後の資金づくりに、なぜ私がインデックスファンドをメインに取り入れているのか説明していこうと思います。

 読み終わるころには、インデックスファンドの魅力が伝わっていると幸いです。

インデックスファンドとは?

 インデックス投資は、「市場の動きを表す指数(=インデックス)」と同じ値動きをすることを目指して運用する投資手法のことをいいます。

 わかりやすく言えば、日経平均やTOPIX(東証株価指数)などの指数に連動して運用する投資方法になります。

 また、海外市場にも、S&P500やダウ平均(NYダウ工業株30種)など、さまざまなインデックスがあります。

 投資手法を説明すると、例えば、日経平均をベンチマークとするインデックス投資なら、日経平均株価が5%上昇したら、投資している資産も5%上昇するように運用されるわけです。

 このような投資手法で仕組まれた金融商品のことをインデックスファンドと言います。

 一般的にこのインデックスファンドを購入することによってインデックス投資をすることになります。世界中に様々なインデックスがありそれ以上にインデックスファンドの種類があります。

 選ぶのは一苦労ですが、自分の投資目標にあった商品を探すのが一番です。  

ファンドは大きく分けて2種類

 日本国内でインデックスファンドの購入をしようと思えば、大きく分けて2種類の形があります。

「通常の投資信託(積立NISAなど利用)」と「上場投資信託(ETF)」になります。

通常投資信託は銀行などの金融機関の窓口などでお金を預けて資産を運用してもらう形ですが、インデックスファンドの場合はインデックスファンドという金融商品を買うといった感覚がわかりやすいかもしれません。

通常の投資信託は金融機関で販売している金融商品ですが、この金融商品を株式のような形にして株式市場に上場している場合もあります。これを上場投資信託(ETF)と言います。

インデックスファンドには、「金融機関にお金を預けていくもの」と「証券取引所に上場してある投資信託を購入するもの」の2種類があります。

つみたてNISA

金融機関にお金を預けていく形の投資信託の中でも、老後の資金づくりに行う投資信託は基本的に、長期間、少額を毎月コツコツ積み立てていくことが多いと思います。

その場合に有利な制度として、つみたてNISAがあります。この制度は20年間積立額年40万円非課税にする制度のことです。

長期の投資信託では、複利の原理を利用して資産を増やしていくことも魅力ですので、特に手数料と税金が一番の障壁になります。

その中でも、税金(利益の20%)が取られず20年間運用できることは非常に有利です。

投資信託では、この「つみたてNISA」を最大限利用することが将来に大きく影響することから絶対に利用するべきです。

利用する場合には事前に金融機関での手続きが必要です。1つの金融機関しか選べませんので、インデックスファンドなどの投資信託商品手数料が安い金融機関を選ぶ必要があります。

ETF(上場投資信託)

 繰り返しになりますが、ETFは、“Exchange Traded Funds”の略で、「上場投資信託」と呼ばれています。

 連動する指数は株式だけでなく、債券、REIT(リート)、通貨、コモディティ(商品)の指数もあります。投資先も日本だけでなく海外もあり、投資しにくい国と地域と資産に手軽に投資ができるようになっています。

 ETFの最大のメリットは、いつでもタイムリーに取引ができるというところにあります。

 税金の非課税制度はありませんんが、タイムリーに投資信託したい人には向いた商品になります。

 1点注意点があり、海外のETFの場合にはその国と日本で2重課税される場合があります。その場合には確定申告するなど若干手間がかかりますので、事前にしっかり調べておきたいところです。

インデックスファンドの優位性

インデックスファンドのメリットは、

  • 初心者でも理解しやすく始めやすい
  • 運用に掛かるコストが低い
  • 手間が掛からない
  • インデックス・ファンドを購入するだけで分散投資になる

というところになると思います。

価格変動の元となる日経平均やTOPIXは毎日、繰り返しニュースで流れていますので自分から情報を仕入れに行かなくても、価格の変動そのものや要因についてある程度把握することができます。

個別の株の売買などと違い、売買のタイミングなどを細かくチェックする必要もありません。専門家の指示があまり必要とされないので、手数料も安く抑えられます。

基本的にインデックスファンドは商品自体が様々な株等が組み合わせてありますので、自然と分散投資になっています。

初心者が長期投資をする場合には、最適な金融商品だと思います。

まとめ

インデックスファンドは日経平均などと連動する投資信託商品です。

特に専門的知識も要らないので、だれでも簡単に始められます。また、専門性が低いため手数料などのコストも安く抑えられます。

つみたてNISAを利用し非課税枠を使えば有利に資産運用できます。

私もNISAの運用枠を使いきれていませんが、もしETFをしようと思っておられるのならば、初めにNISAの枠を使い切ってそれ以上に投資信託をする場合にETFに参入するようにした方が投資効果を最大限発揮することができます。

インデックスファンドは株などのように、爆発的に価格が高騰することはありませんが、確実に運用で資産を増やしていくことができています。

実際に私が昨年の5月から投資信託を始めて今年の7月現在で+8%の成果となっています。

皆さんも早速インデックスファンドを始めてみませんか?

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