FX相場をテクニカル指標を使って分析してみる(4月8日)

FX
データ分析

FX相場が落ち着きを取り戻しつつあります

新型コロナウイルスの感染拡大が鈍化してきており間もなくピークを迎えるのではないかとの憶測が広がっているため、為替相場が落ち着きだして来ました。

パニック相場が約1か月続き、このまま、落ち着いてほしいのが本音です。

日本は、緊急事態宣言を発令したばかりで、まだ終息を迎えるのは先です。今後の相場を予想するにも、不明確な行く末で、為替相場がどうなっていくのか全く分からない状況です。

こんな時は、テクニカル指標で予測するしかありません。

今日の為替相場をざっとチェックしたところ、気になった通貨ペアについて、テクニカル指標を使って今後の値動きを予測してみました。

ぜひFXの参考にしてください。

テクニカル分析

ドル円

ドル円は大きく乱高下をした後、ちょうど1か月前の水準まで戻ってきました。

ドル円日足 2020年4月8日

ローソク足を見ると、相場が方向感を探っているような形になっているように感じます。

移動平均線の長期は、今の水準をコロナショックの前からここ数か月ほぼ横ばいで、この水準が適正価格のように感じます。

RSIを見ると売られすぎレンジから50%のラインを下から上に抜けて買いのサインが出てますが、早くも買われすぎレンジに差し掛かっており、買いのタイミングを逸したように見えます。

MACDもゴールデンクロスが発生していますが、ちょうど0付近で若干弱い気がします。

全体を俯瞰してみると、激しい値動きが終息し、またレンジ相場が始まりそうな雰囲気を感じます。あまりポジションを取らない方が良いと思います。

豪ドル円

豪ドル円は私がポジションを精算した時からあまり値動きしていません。

豪ドル円日足 20200408

豪ドル円は移動平均線を見ると短期が中期の線と交わりのタイミングとなっており、短期の線が、サポートラインとなっており底堅い印象です。

私がポジションを精算してから極端には下落することなく、安定したレンジの中で値動きを繰り返しています。

RSIを見ると、買われすぎのレンジに突入してしまっており、買いのタイミングではないと判断します。

ユーロ円

ユーロ円は全く安定がなく、新型コロナウイルス感染症の影響を受け続けています。

ユーロ円日足 2020年4月8日

この1か月は特に、長い長~いヒゲが多く出ており荒い値動きが見られます。

MACDはマイナス圏でゴールデンクロスを迎えており買いのタイミングです。

RSIは50%のラインを下から上に突き抜けていますのでこちらも買いのサインが出ています。

ローソク足は長い上髭が出た後に陰線で長い下ヒゲが伸びており、このまま今の水準が続きそうな雰囲気があります。値動きの荒さはあまり変わっていませんので、ちょっと手を出し難い状態です。

ランド円

南アフリカの通貨ランドは世界的に信用が低く、今回のコロナショック中に格付けが下がり、大幅な値下がりをしました。

ランド円日足 2020年4月8日

ローソク足は底値を打って、上昇を継続しそうな形状をいています。

短期移動平均線はサポートラインとなっており、今後の値動きの下支えになりそうです。

MACDはマイナス圏でゴールデンクロスをしており買いのサインが出ています。

RSI売られすぎのエリアから50%のラインを下から上に突き抜けています。完全に買いのサインが出ています。

ちょうど買い時です。

人民元円

まだ、決済していません。

思いのほか終値ベースでの値動きがほとんどなく、利益が増えません。指値を設定し決済注文をだしているのですが、そこまで値が上がりません。スワップポイントが気になるので成り行きでそろそろ決済しようと思っているところです。

まとめ

パニック状態がすこし落ち着きつつあるのが現状です。ドルはレンジ相場になりどうですが、ユーロはどこに向かっているのかさっぱりつかめません。オセアニアの通貨が今、強くなっていますので、豪ドル円は買い継続のサインが出続けています。

私がおすすめするのは、今日が買い時のランド円です。

私は、ランド円買いを行いました。

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